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基礎工事の施工法について
2022.12.15

以前のコラムで記載しましたが、基礎工事には大きく「杭基礎工事」と「直接基礎工事」の2つの施工法があります。それぞれの施工法についてご説明します。
■杭基礎工事
地盤の地耐力が約20kN/㎡以下の場合に採用されます。杭を地面に打ちこむことで、地盤を固めて安定性を上げるとともに、安定したところまで杭を打つことで支える効果を高めます。
杭基礎工事には、あらかじめ工場などで作られた杭を使用して行う「既成杭工法」と、現場で掘った穴の中に鉄筋を挿入し杭を作る「場所打ち杭工法」の2つにわかれます。
既成杭工法はあらかじめ工場で製作した杭を使用して、打ち込んでいきますが、場所打ち杭工法は建築現場で掘った穴の中に鉄筋を入れて杭を作る工法となります。
■直接基礎工事
直接基礎とは、杭は使わずフーチング(コンクリートの土台)の塊を作り、その上に建物を乗せて、基礎にします。直接基礎工事には、「ベタ工事」「独立工事」「フーチング工事」「布工事」など細かく種類があります。
地盤によって適した施工法が異なるため、基礎工事業者は地盤にあった施工方法を選んで基礎工事を行います。
住宅基礎工事は、滋賀県を中心に注文住宅や建売住宅などの住宅基礎工事をおこなっている私たち、優生建設におまかせください!お待ちしております。