COLUMN お役立ち情報

地盤改良工事の基礎知識~表層地盤改良とは?~
2023.09.15
戸建て住宅を建てるとき、土地の地盤があまり強くない場合には「地盤改良工事」をおこなわなければなりません。
地盤改良工事には、いくつかの種類に分けられます。
①表層地盤改良工事(ひょうそうじばんかいりょうこうじ)
②柱状改良工事(ちゅうじょうかいりょうこうじ)
③小口径鋼管杭工事(しょうこうかんくいこうじ)
これから家を建てるお客様に選んでいただけるものかどうかというと、土地の条件や、状態など、さまざまなことを考慮してその地盤にふさわしい工事をおこなう必要がありますので、なかなか選びにくいのではないかと思います。
この記事では「①表層地盤改良工事」についてお話していきます。
表層地盤改良工事は、おもに軟弱な地盤の土の深さ(層)があまり暑くないときに使える工法です。柔らかい土を取り出して、コンクリートなどと混ぜ合わせ、そして再び埋め戻して強い地盤にしていきます。
あまり深く掘らなくてもいいため、費用面においても比較的抑えることができる工事です。諸条件によって費用は変わりますが、だいたいの目安としては30万円から50万程度といったところになるかと思います。
層の厚さについて、あまり深くないというのは、いったいどれくらいのことなのか?と疑問に感じるかと思います。
だいたい1.5メートル以内が、表層地盤改良工事の目安です。深さが2~3メートルでも、工事自体は可能です。しかし、土を掘る部分が多くなることや、埋め戻す作業にも手間が増えるにしたがって、工事の費用は高くなってしまいます。
場合によっては、「柱状改良工事」や「小口径鋼管杭工事」のほうが適しているケースも多くあります。
住宅基礎工事をお考えの方は、ぜひ優生建設までご連絡ください。
ご不明な点は、お気軽にご相談ください!