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ベタ基礎に不要?防湿フィルムの役割
2026.05.18
■防湿フィルムの役割
基礎工事で用いられる防湿フィルムは、基礎直下の地盤から立ち上る水分を遮断するためのものです。
この湿気を抑えることで、床下のシロアリ被害や木材の腐朽を予防する狙いもあります。
フィルムは厚さ0.1mm以上の素材を使用しますが破れやすいため、重ね幅は300mm以上確保し、テープでしっかりと固定します。
むき出しの地面からは想像以上の湿気が上がるため、フィルムに破れが生じた場合はテープなどで補修しておくことが重要です。
■防湿フィルムが不要とされる背景
近年は基礎パッキン工法の普及により、基礎全周での換気が可能になり、床下の換気効率が向上しています。
その結果、床下の換気対策が十分に取られている住宅では、防湿フィルムの必要性は相対的に低下しており、念のため敷設しているケースが多いのが現状です。
一方で、以下のような工法では地面由来の湿気が床下に直接影響するため、防湿フィルムや防湿コンクリートの施工が必須となります。
- 布基礎の場合
- 基礎断熱を採用し床下換気口を設けない工法
- 底盤コンクリート内に床暖房を埋設する特殊な工法