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戸建て住宅は「ベタ基礎」だったらOK?
2023.10.01
戸建て住宅は、ベタ基礎であればすべて大丈夫なのかというと、決してそういうわけではありません。
まず、「ベタ基礎」と「布基礎」の違いをお伝えすると、「ベタ基礎」は建物の下(敷地)の全体的・平均的に重さがかかるように、鉄筋コンクリートの基礎を打つ工法です。
それに対して、「布基礎」は、格子状に建物の重さがかかるように施された工法となります。
地耐力(ちたいりょく)は、それぞれ「布基礎」ですと、30KN/㎡~(キロニュートン)。昔でいいますと3トン以上の地盤の固さ(強さ)があれば、格子状であっても大丈夫とされています。
「ベタ基礎」の場合は、20KN/㎡~。接地面積が広いということもあって、布基礎よりも少し弱い地盤であっても問題ないとされています。
もし20KN/㎡よりも地盤が弱い場合には、どうなるのかというと、
その際には、地盤に杭を打ったり、地盤改良の工事が必要となります。
それぞれの基礎工法は、どちらが良いということではなく、地盤の強さや、その他の諸条件によって変わってきますので、一概にどちらがいいと言うには難しさがあります。ですので、専門家とよく相談して工事を進めていきましょう!
住宅基礎工事をお考えの方は、ぜひ優生建設までご連絡ください。
ご不明な点は、お気軽にご相談ください!